アロマテラピーとは
アロマテラピー?アロマセラピー?
Aromatherapy という言葉は、
1937年にフランスの化学者+調香師である ルネ・モーリス・ガットフォセ
が著した本より、Aroma(芳香) と Therapy(療法) を組み合わせた造語です。
ちなみに、アロマセラピーは英語での読み方、アロマテラピーはフランス語読みです。
アロマテラピー(仏: aromathérapie)=アロマセラピー(英: aromatherapy)
※結局どっちでもいいのですが、造語したのはフランス人だからそのままの発音で!という方も居ますし、うちはイギリス式だからセラピー読み!という方も居るよう。(イギリスは美容方面で活躍してきてフランスでは医療方面で活躍してきた)
追記:AEAJに確認したところ、
日本では、薬機法等の関係で「セラピー」という用語を「治療」の意と解釈される場合があり、
状況によっては「アロマセラピー」という言葉の使用に制限が出ることから、AEAJでは「アロマテラピー」という言葉に統一しております。
との回答をいただきました。
このように、アロマテラピーと言う言葉ができて確立されたのは80年ほど前のことですが、
植物療法(ハーブや精油を使った療法)はもっともっとはるか昔からありました。
アロマテラピーや、その他の植物療法の歴史に関しては、また機会がありましたらご紹介いたします。
アロマテラピーの定義 (AEAJ)
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である
「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、
美と健康に役立てていく自然療法です。
アロマテラピーは、精油の作用を利用して心身のバランスを整えたり、健康や美容をサポートします。
日本ではアロマっていつごろからあるの?
日本では、1995年頃にマスコミなどで紹介され始め、広まってきたそうです。
バブル崩壊後、刺激より癒やしが求められるようになったころ。
“癒やし系“ なんて言葉が、出はじめたのもこの頃だったはず。
そして、1995年といえば阪神大震災や地下鉄サリン事件などがあった年。
人々が癒やしを求めた時代でした。
癒やしブームからアロマテラピーに興味を持つ人々が増え、アロマテラピーを安全に使用するためには確かな情報が必要になり
1996年、日本でアロマテラピーの協会ができました。
(1996年に日本アロマテラピー協会(AAJ)が設立→ 2012年より公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)になりました)
そして2020年、また日本で癒しに対しての関心が高まっています。(理由は言うまでもない…)
今ではネットで調べれば色々な情報が簡単に出てきますが、誤った情報や古い情報も多いです。
どうか変な情報に惑わされないように…
楽しくアロマテラピーや精油について、知っていただけたらと思い
休業期間を利用して、ブログにまとめていくことにしました。
ぜひ、これを気にご興味を持っていただけたら嬉しいです。