キューガーデン英国王室が愛した花々・シャーロット王妃とボタニカルアート展へ
東京都庭園美術館で開催されている“キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート”展へ行ってきました。
キューガーデンとは
イギリスにある、世界最大級の植物園 “英国王立植物園「キューガーデン」”
もともとは、1759年にジョージ3世の母親が作った小さな庭園だったのですが
ジョージ3世とシャーロット王妃によって規模が拡大され
2003年にユネスコ世界遺産に
広さ132ヘクタール、植えられている植物は、3万種以上
そして、22万点を超えるボタニカルアートを所蔵している植物園です。
今でも、350人を超える科学者たちが、植物や菌類を保護しています。
ボタニカルアートとは
ボタニカルアートと聞くと私は、植物を使ったアート作品かな?と思っていたのですが、実際はよく植物図鑑などに載っている絵のことでした。
ボタニカルアートは、植物を植物学的に正確に表している絵画です。
繊細で正確な描写に、写真では表現できない美しさとわかりやすさ、温かさを感じます。
今回の展示では、そのボタニカルアートが約100点展示されていました。
作者の植物への愛を感じる作品たち
今回の展示で沢山の植物の絵を観ることができたのですが、どれも本当に細かく描かれていて
知っている植物を見つけるたびに嬉しくなったり
ボタニカルアートならではの描き方で新たな発見があったり
写真では見落としがちな部分もしっかりわかりやすく表現されているなと感じました。
中でも特に気に入った作品が、女性画家のコーナーにあった
王妃の娘マチルダが描いたというバラの絵。
あと、やっぱり面白い花だよな~と思ったのがパッションフラワー(トケイソウ)
もっとハーブ系がたくさんあると嬉しかったな~
私も描いてみようかな??笑・・・気が遠くなるような作業になりそうです。
庭園散策
展示を見た後は庭園を散策。
旧宮家の朝香宮(あさかのみや)邸だった都立美術館
建物の中のインテリアやお部屋の雰囲気も楽しめました。
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2021年11月26日 6:30 PM カテゴリー: blog