【心と体が喜ぶ】4種の幸せホルモンとは?暮らしに活かすヒント

私たちが「幸せ」を感じるとき、脳内ではさまざまなホルモンが分泌されています。
この記事では、代表的な4種類の幸せホルモンをご紹介し、それぞれの特徴や増やし方、日常生活への取り入れ方についてわかりやすくまとめていきます。
1. セロトニン(Serotonin)|心の安定を支えるホルモン
別名:幸福ホルモン・安心ホルモン
セロトニンは、心を落ち着かせてくれるホルモン。ストレスの軽減や、不安感の緩和に関わっています。精神のバランスを保つ「安定剤」のような存在です。
増やす方法:
- 朝日を浴びる(起床後15〜30分以内がベスト)
- ウォーキングやリズム運動(ヨガや自転車なども◎)
- トリプトファンを含む食事(バナナ、納豆、乳製品、豆腐など)
2. ドーパミン(Dopamine)|やる気や快感を生み出すホルモン
別名:報酬系ホルモン・モチベーションホルモン
「やった!」という達成感や、目標に向かって頑張るエネルギー源となるホルモンです。
ただし過剰になると依存症の原因にもなるので注意が必要です。
増やす方法:
- 小さな目標を設定し、達成する
- 褒められる、認められる体験
- 好きなことに夢中になる(ゲーム、趣味、創作など)
3. オキシトシン(Oxytocin)|愛情と信頼を深めるホルモン
別名:愛情ホルモン・絆ホルモン
人とのつながりを感じたときに分泌されるホルモン。心を温かくし、ストレスを和らげる効果があります。ペットとの触れ合いでも分泌されると言われています。
増やす方法:
- スキンシップ(ハグ、手をつなぐなど)
- 「ありがとう」や「大好き」などの言葉を交わす
- ペットや赤ちゃんとのふれあい
4. エンドルフィン(Endorphin)|痛みを和らげる脳内麻薬
別名:脳内モルヒネ・快楽ホルモン
強い快感や達成感のほか、笑ったときや運動時にも分泌されます。ストレスの緩和や、免疫力アップにも関わると言われています。
増やす方法:
- 笑うこと(お笑い、友人との会話など)
- 運動(ジョギングやダンスなど)
- 感動的な映画や音楽に触れる
幸せホルモンを暮らしに活かすには?
私たちの感情や気分は、脳内のホルモンの働きと密接に関係しています。無理にポジティブになろうとするのではなく、心と体が自然に「心地よい」と感じる習慣を取り入れることが大切です。
ちょっと疲れたな…という日こそ、
「今日はセロトニンを増やそう!」
「オキシトシンが足りないかも」
と意識して、自分をいたわる時間を持ってみましょう
次の記事へ続く
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