生理前に落ち着くアロマやハーブが知りたい!①

PMS=月経前症候群

生理前、イライラしたり憂鬱になって涙もろくなったり

ホルモンに振り回されているな〜という感覚、ありますよね。

仕事や人間関係に支障を来したり、何も手につかなくなってしまう方も。

腹痛や頭痛、肩こりなど体の不調が現れる方もいます。

PMSの症状は多岐に渡り、その程度もかなり個人差があると言われています。

痛みや辛さを人に伝えたり表現するのってとても難しいことで、

一人で抱え込んでしまいがちですが、

アロマやハーブなどの植物を、そんな時に寄り添ってくれる味方にしましょう。

アロマテラピーやハーブの役立て方

なるべくなら、薬は飲みたくないという方も多いと思います。

しかし、痛みが出そうなときは我慢せずにお薬も活用ください。

それを踏まえたうえで・・・

アロマやハーブは日本では薬ではないので、これを使えば治る!と言えるものではないのですが、

植物には、鎮痛作用や鎮静作用、ホルモン調節作用、ホルモン様作用などのあるものがあり、大昔から様々な病気に使用されてきました。

ハーブは、薬と違って局所的に単的にすぐ効くわけではなく、

幅広く心身全体を穏やかに、整えるというイメージです。

人によっては改善した!という方もいますし、何も変化がないという方も。

なかなか直ぐに結果が現れない方もいるかもしれませんが、

アロマやハーブが少しでも、寄り添い助けになってくれれば幸いです。

※もちろん、症状がひどい場合にはまず、すぐに医療機関へご相談ください

生理前に落ち着きを取り戻すアロマ

症状や好みによっても色々おすすめは変わってくるのですが、

手に入れやすいもので親しみやすい3つの精油をご紹介いたします。

ラベンダー 

Lavandula angustifolia(ラヴァンドュラ・アングスティフォリア)

リラックスと言えば、まずは定番のラベンダー。安全性も高く万能な精油です。

酢酸リナリルやリナロールという鎮静成分が、自律神経や精神のバランスを整えてくれます。痛みを和らげたり(鎮痛作用)、イライラを鎮め、傷ついた心を癒します。 

ラベンダーにも種類や品質の違いなどがかなりあります。精油を作る際の植物の乾燥のさせ方などでも成分が変わってくると言います。 品質の良い、いい香りと思えるものを見つけて下さいね。

ゼラニウム

Pelargonium graveolens(プラレゴニウム・グラヴェオレンス)

心身のバランスを取ると言えばゼラニウム。女性のホルモンバランス、自律神経のバランス、肌の水分と油分のバランス・・・などなどさまざまなバランス問題にオススメです。

生理周期を整えたり、ホルモン調整に優れているので、PMSにもやはりオススメ。ローズに似た香りなので女性でも好きな人が多い精油ですが、バイオリズムによって草っぽく感じたり、好き嫌いが分かれたりもします。

ベルガモット

Citrus bergamia(キトゥルス・ベルガミア)

柑橘系の精油の中でも、リラックス効果が高く人気の精油です。

それは、柑橘系にもかかわらず、酢酸リナロルやリナロールなど、フローラル系の精油に含まれる成分が入っているから。

アールグレーの紅茶の香り付けに使われる香りなので紅茶付きの方は好きなはず。

ストレスを抱え込みやすい方、ラベンダーでは落ち着けない方にもオススメです。

他にも、エストロゲン様作用があり鎮静力強いクラリセージ(※集中力なくなるので眠くなりやすい方は注意、運転などもしないほうが良い)や、

カモミールローマンネロリローズなどもおすすめです。(価格高いです)

全て生理前だけでなく、生理中もおすすめです。

香りを嗅ぐのも良いですし、植物油(キャリアオイル)に薄めて、お腹や仙骨周りに軽くマッサージしながら塗るのもおすすめです。

※濃度は1%濃度以下推奨(キャリアオイル5mlに精油1滴入れてよく混ぜてその日のうちに使用)

※持病のある方は、アロマの使用について医師に相談しましょう

※妊娠中は、使用を控えましょう→ゼラニウム

※嫌いな匂いのものは無理して使用しないでください、いい香りと思えるものが一番です!ここに書いたものの中に、そう感じるものがない場合はご相談ください

おすすめのハーブなど、続きは、

こちら▶︎ 生理前に落ち着くアロマやハーブが知りたい!②

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2021年6月7日 11:31 AM  カテゴリー: blog, アロマやハーブの活用法

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