品質劣化を防ごう~夏のエッセンシャルオイル(精油)の管理方法
エッセンシャルオイル(精油)保管方法
暑い夏がやってきます。
みなさんは、どのように精油を保管していますか?
精油の基本の保管方法は、
高温多湿を避けて冷暗所で保管する
ということ。
精油保管の適温は、5~20℃なので、
高温多湿になる日本の夏ではなかなか扱いが難しく
劣化しやすい難しい季節到来です。
冷暗所とは?
冷暗所の定義を調べてみると、
風通しが良いとか、温度が低く一定だとか、直射日光が当たらないとか
結構あいまいで、そんなところある?というような表現。
年々暑くなるのになかなかそんな場所はない!
という方もいますよね?
冷蔵庫保存はどうなのか
風通しは置いといて、温度が低く一定で直射日光が当たらないといえば
冷蔵庫の中がいいのかな?
と思う方もいるかもしれません。
実際私も、冷蔵庫で保存しているときがありましたが
精油にとっては
急激な温度変化もNG
なんです。難しいですね~。
私は、冷蔵庫保存するときはタオルにまいて密閉容器に入れて保管していました。
野菜室なんかがいいみたいですね。温度が低すぎないので。
エアコンの効いた部屋の中の冷蔵庫ならまだ
急激な温度変化を防げそうです。
サロンではワインセラーで保管
Apr.アロマサロンは、どうしても室内の気温が高くなるので
精油専用のワインセラーを導入して保管しています。
気温が低くなりすぎず、温度調節もできるので保管しやすいです。
最低限これだけは気を付けよう
とはいえ、自分で使うためだけの精油を保存するのにワインセラーを購入する必要はないと思いますし、涼しいところがあるおうちは必要ないです。
最低限気を付けてほしいことだけ、まとめていきます。
基本的には、やはり直射日光や直接熱が加わる場所は避けて保管したいです。
日の当たる窓のそばとか、暖房の直接あたる場所(冬)、
キッチンやお風呂場など、は避けて保管するのは最低限必要かなと思います。
あと、気を付けたいのが、持ち歩き!
真夏に精油の瓶をそのまま持ち歩いている方いますが、極力やめた方がいいです。
香りを持ち歩きたいのなら、アロマスティックに数滴たらしたり、ロールオンアロマにしたり、スプレーにしたり、必要な分だけ容器に移したりして、なるべく早く使いきれる量にしてから
ポーチなどに入れて持ち歩いた方がすべて劣化させてダメにすることもなくおすすめですよ。
精油の品質は劣化するもの!購入した精油はどんどん使おう!
保管方法について話していますが、精油は天然のものなのでどうしても劣化は防げないもの。香りや品質は変化していきます。
夏は特に、温度や湿度が高く香りが香りやすいです
“劣化するもの”と捉えて使うことをお勧めします。
購入したまま、忘れてた!と使わずに放置、が一番もったいない!
ぜひ、芳香浴、お掃除、スプレーづくりなど楽しんでご活用ください。