手作りアロマバスソルトは危険?!〜30年で変わったルール

アロマバスソルトは危険?!
アロマセラピスト、インストラクターのみなさーん!
習いましたよね?
塩に精油を垂らしてお風呂に入れてよく混ぜて入浴する方法。
実際、今販売されているアロマテラピー関連の本のほとんどに
その方法をおすすめする記載があるのではないでしょうか?
しかし、R.ティスランド氏は、
「これは事故(皮膚炎など)の原因になる」
と警告しています。
実際、
オレンジの精油をそのままお風呂に入れたらピリピリしたというお話は聞いた事があります。
その時は、原液だからだと思いました。

Marina PershinaによるPixabayからの画像
しかし、塩と混ぜても、よく考えたら確かに
浮いてますよね 精油。溶けてないですよね…
ということは、精油の原液が直接肌に触れることになります。
しかもお風呂でふやけて敏感になっている肌に・・・
改定されました
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)からも、
精油の使用法の見直しに関してのお知らせが届きました。

「精油を天然塩や重曹に混ぜて浴槽に入れる」という部分や、
「精油を肌に使用する際はパッチテストをする」
「手作り化粧品などでエタノールまたはグリセリンに精油を溶かして混ぜ合わせる」
などの部分が変更されています。
再確認したいのは、
精油は水に溶けない
ということ。
塩や重曹、グリセリンなどにも溶けにくいということ。
(無水エタノールで薄めるのなら大丈夫です)
また、パッチテストに関しては医療機関で行うものを個人で再現するのが難しいことや、局所的に長時間塗ることでアレルギー発症の可能性もあるから、とのことです。
パッチテストではなく、まずは低濃度で使用するのが良いという結論に至ったようです。
わたしも、精油を塩に混ぜて浴槽に入れる方法や、グリセリンに精油を混ぜるなど、今までにお伝えていたことのある使用方法でした。
申し訳ございません。この場をお借りして、訂正・お詫び致します。
お風呂でアロマテラピーを楽しみたい方へ
それでもやっぱり、お風呂でリラックスタイムを味わいたい。
そこに天然の精油の香りがあったら最高!と思う方も多いはず。
お風呂での精油のおすすめの利用法に関しては
こちらの記事でご紹介いたします→ バスルームでアロマを楽しむ5つの方法~お風呂でおすすめの精油利用方法
精油が、30年前よりも身近になっている今、
改めて安全な使い方を確認して、広めていきたいなと思います。
精油の安全性ガイド第2版
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2020年5月1日 7:00 PM カテゴリー: blog, アロマやハーブの活用法, 注意