アロマやハーブをブレンドする理由~⑴シナジー効果とクエンチング効果

アロマやハーブは単品で使うだけでもよい?

精油やハーブって、単品じゃダメなの?

という問いがあるとしたら答えは だめじゃないです!!

むしろそういう使い方も大事。その方がいい時もたくさんあります。

ではどうしてブレンドするのか、

どうして私がオーダーメイドでブレンドしたり

アロマやハーブのブレンドのワークショップを行っているのか

そのあたりを簡単に?お話ししていこうと思います

(→長くなったので2部構成にしました笑)

シナジー効果(相乗効果)

相乗効果という言葉は聞いたことがあると思いますが

合わせることによってお互いの持っている力がさらにパワーアップするみたいなイメージですよね。

まさに、そんな感じでアロマやハーブにもこの相乗効果があります。

それぞれの持っている成分同士が引き立て合う

ハーブやアロマの成分は、単品でも数十~数百種類ほどの成分が入っているので

1種類でも多様性があるのですが、ブレンドすることによって成分の多様性が増えたり

欲しい成分を増やしたり、吸収されやすくすることができます。

たとえば、ハーブティーの定番ブレンド 

”ローズヒップとハイビスカス”

ハイビスカスのクエン酸はローズヒップのビタミンCなどの吸収や利用率を高めてくれます。

アロマのブレンドは香りの持続性UP

精油は揮発性のある物質です

精油の種類によって パッ!とすぐ香ったり

じんわ~り香ってきたりというそれぞれの特性があります

香水でもTopノート、Middleノート、Baseノートとありますね

それらを組み合わせることで香りの持続性を高めることができます。

脳の活性にも?!

香りを嗅いだ時に感じる複雑さ、あれ?何の香りだろう?

このハーブティーは何がブレンドされているんだろう?

とクンクン嗅覚を研ぎ澄ます感覚は、

本能的な脳の活性や印象付けにも効果的です

記憶を司る部分にもダイレクトにはたらきかけるので

忘れっぽい方はぜひぜひ、いろんな香りを嗅いでください

香りあてクイズなどで嗅覚をトレーニングするのもおすすめです!

相乗効果とは逆?!クエンチング効果

クエンチング効果とは、相乗効果とは逆?というか

合わせることによって、強すぎる個性を弱めるという感じ。

ローズヒップは酸っぱくない?

たとえば、先ほども例に出しましたがハイビスカスとローズヒップの定番ブレンド

ハイビスカスは単品だと酸味が強く梅干しみたいなのですが、ローズヒップを入れることによってその酸味が減りやわらかくまろやかになります。

意外ですか?

ローズヒップ=赤くてすっぱい!と勘違いしている方が多いですが、

ローズヒップ単品だと大して酸っぱくないですし赤くないのですよ~

(なぜ、ハイビスカスティーとして世に広がらなかったのかしら)

(ぜひそれぞれ単品で飲んでみてください)

精油の刺激成分を和らげる

精油も、植物だから安全というわけではなく

精油の原液は様々な成分が混ざり合ったものなので、

その中にはアルデヒド類などの刺激の強い成分が多く含まれているものもあります

そんな成分もブレンドすることでまろやかにすることができるので利用の幅がひろがります。

アロマやハーブをブレンドする理由⑵ ~ブレンドはアート・調合・あるいは魔法  へつづく

お知らせ

ロールオンアロマ作り(アロマブレンド体験)ワークショップ ※2023年2月11日(土)に元町にて開催  ←終了いたしました。ご参加くださった皆様ありがとうございました!!

ハーブティーブレンドワークショップ ※2023年2月23日(木祝)に桜木町Aonohaにて開催

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2023年2月13日 12:01 PM  カテゴリー: blog, アロマやハーブの活用法, オーダーアロマ

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