「牧野植物園がやってきた展。」へ行ってきました〜牧野富太郎博士と植物の世界
「牧野植物園がやってきた展。」
渋谷PARCOの8Fにある、ほぼ日曜日 にて開催されていた
「牧野植物園がやってきた展。」へ行ってきました!
牧野植物園は、「日本の植物分類学の父」と言われる
牧野富太郎(まきの とみたろう)博士の業績を記念して出身地である高知県に設立された植物園です。
牧野富太郎とは
牧野富太郎博士は、今から100年程前に
日本のありとあらゆる植物を観察・分類し
1500種類以上の植物に名前をつけた人物です。
さらに、収集した標本は、なんと約40万枚。
さらにさらに、自ら描いた約1700点もの植物図を残しています。
次のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルの人物です。
今回の展示では、そんな牧野富太郎博士の植物図の複製が50点以上
展示されるということで、牧野富太郎博士について、植物について
知ることができるいいきっかけになると思い、渋谷へ行ってきました。
牧野富太郎の描く植物図
ヤマザクラや、ヒガンバナ、ニオイスミレなど
日本でよく知られる植物がたくさんあったのですが
植物図の完成度の高さと細かさにビッッッックリしました!!!!
ボタニカルアートにハマってここ最近展示会があると観に行ってしまう私ですが
色々見た中でも、この緻密さには本当に驚きました。
(多分写真では伝わらないと思いますが・・・)
説明を聞くと、なんと1mnの幅に5本線が描いてあるものもあるとか!
しかも筆で描いていたそうです。
気が遠くなる作業ですが、そんなものを1700も描いていたなんて・・・
菅原一剛さんによる標本写真
牧野博士が収集した植物標本(押し花)を写真家の菅原一剛さんが撮影した作品も展示されていました。
昨年の2022年4月24日の高知新聞に印刷された
「センダイヨシノ」の写真は、牧野富太郎博士の生誕160周年を記念したもの。
とても素敵でした。
そこに書かれた牧野博士のメッセージ
牧野富太郎博士の収集した植物標本が、写真によって現代に蘇り
博士の想い、メッセージを添えて届けられました。
高知限定でなく、ぜひ全国紙にして欲しかったのですね
おひとりさま1部持ち帰りOKとのことで、いただいて帰りました。
「摘み草ブレンドティー」by「tretre」
高知県の仁淀川の源流域で
お茶ブレンドしている tretreさんのブレンドティー
自生する山野草を手摘み、釜炒り製法のお茶などをブレンドして
すべて手作業でつくられているそうです。
私は一つ購入して帰りましたが、その場で飲むこともできるようです!
バイカオウレン
牧野富太郎の故郷で群生していて博士がこよなく愛した花と言われる花
バイカオウレン
その苗が会場で販売していたのでもちろん連れて帰ってきました!
白くて可愛らしい花です。
おそらく、この機会がなければ出会えなかった植物
嬉しいな〜
多年草なので、毎年咲いてもらえるように大切に育てたいと思います。
かわいいお花、また別口でブログ書きますね。
牧野植物園に行きたくなりました
「牧野植物園がやってきた展。」
最初は、そんなに大きい展覧会じゃないしそこまで大したことないのかな?と
思いながら行ったのですが(失礼)、ものすごく!楽しめました!
一つ一つの作品が本当に魅力的で、愛情たっぷりで
私もルーペを買って、植物の細かい部分まで覗いて観察したいな!と。
植物の全く知らない世界は本当に驚きの連続で
こんなに小さいのに広くて大きくて果てしない
夢の詰まった世界だと教えてくれたような気がします。
あ〜高知県の牧野植物園にも行きたいな〜!
50展の展覧会で満足してる場合じゃない!とも思いました笑
3月5日まで開催中です!ぜひ足を運んでみてくださいね
牧野植物園がやってきた展。
期間:2023年2月1日(水)〜3月5日(日)
時間:11:00〜20:00
場所:渋谷PARCO 8F ほぼ日曜日
入場無料