芳香蒸留水(ハーブウォーター、フローラルウォーター)とは

芳香蒸留水、再発見

 

 

ということで、今期のAEAJ(日本アロマ環境協会・機関誌)にも取り上げられていました

 

 

芳香蒸留水とはなんなのか、

芳香蒸留水ってどうやって使うの?

 

ということを少し見直していこうと思います!

 

 

 

 

芳香蒸留水(フローラルウォーター・ハーブウォーター)とは・・・

芳香蒸留水は、別名、フローラルウォーターや、ハーブウォーターとも呼ばれています。

簡単に言えば、香る水溶液ですね。

アロマテラピーを勉強した事がある方は、次の言葉、聞いた事があると思います

 

 

水蒸気蒸留法

水蒸気蒸留法 @神戸布引ハーブ園にて

 

 

 

植物から精油を採取する方法の一つです。

そして、芳香蒸留水は精油を採るときの、副産物とも言われています

 

 

植物に蒸気を当てて、精油成分を気化させ、その蒸気を冷却すると、

芳香蒸留水と、少しの精油が採れます

芳香蒸留水には、採りきれないごくごく微量の精油が含まれていて、

ほのかにいい香りがします

 

 

 

水蒸気蒸留法の歴史

”蘭引” @神戸布引ハーブ園にて

 

 

 

古代の錬金術師が最初に見つけたと言われる

“ 香りを捕まえる方法 ”

数千年も前から存在していた方法ですが、

医師のイブン・シーナによって11世紀にようやく確立されました。

 

 

 

日本では江戸時代に、“蘭引(らんびき)”と表現されていました

 

 

 

昔は、芳香蒸留水も貴重で、庶民には手の出せないものでしたが

修道院にて敷地内の薬草の蒸留をするようになり、身近なものとなったそうです。

 

副産物、と言われて軽視されがちですが、昔は医療にも使った貴重なもの

 

 

その有効性が、再認識されています!

 

 

 

 

使い方や特徴、精油との違いは?

 

 

 

芳香蒸留水に含まれる精油はほんとうにわずか(0.01~0.1%ほど)

なので、精油よりも安全性が高く禁忌事項もほとんどありません。

 

そのまま、皮膚に塗ることが出来ます!

 

 

・化粧水

・ヘアスプレー

・ルームスプレー

・リネンウォーター

 

 

としてそのまま使用したり、

 

 

手作り基礎化粧品の材料にしたり、

(クレイと混ぜてパックにする、クリーム作りに使用するなど・・・)

実際、古くからスキンケアの原料として使われてきたので、

市販のスキンケア用品にも入っていることが多いです。

(よく、~ウォーターや~花水と明記されていますね)

 

 

精油(エッセンシャルオイル)は、

高濃度で危険性も高いので、直接皮膚に塗ってはいけない、禁忌事項などもあるので使用には知識や勉強が必要

 

芳香蒸留水(フローラルウォーター)は、

精油に比べて成分は微量だが、そのまま皮膚に使えて、香りも楽しめる初心者にも使いやすいもの

 

 

 

芳香蒸留水は

 

・やさしい使い心地

・いい香り

・価格が精油より安い

・禁忌事項がほぼ無い

・肌に直接塗布できる

 

という面での使いやすさから、

最近また注目されているのかもしれませんね

 

 

お鍋でゼラニウムの蒸留をためしてみました →こちら

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2018年10月18日 1:38 PM  カテゴリー: blog, アロマやハーブの活用法

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